デザイナーが使うパソコンの基準
現在のWebデザイン業務ではパソコンは必須です。
すでに自分のパソコンを持っている方もいるかもしれません。
デザインの仕事を目指す場合には、ある程度スペックの高いパソコンを購入することをおすすめします。
パソコンのスペックが低いとデザインソフトの立ち上げやファイルの読み込みが遅くなります。つまり、同じ作業をするとしても余計な時間がかかるのです。
これから買う場合はある程度の出費をしてでもスペックが良いパソコンを利用しましょう。
OSはWindows?Mac?どちらを選ぶ?

勉強中の段階では、WindowsでもMacでもどちらでも問題ありません。
ただ、これから新しくパソコンを買う場合にはMacを使用することをおすすめします。
1つ目の理由はモニターの色表現の美しさです。Webに限らずデザイン作業をするなら質の高いモニターは必要です。さらに、高解像度のため、きめ細かい美しい描写はたまりません。Windowsは色表現と高解像度という部分にはどうしてもMacに劣ります。
2つ目の理由はフォントです。Macには高品質なフォントが最初からインストールされているためです。Windowsでは、フォントの部分でどうしてもMacに劣ってしまいます。
パソコンのスペック

勉強の段階では、WindowsでもMacでもどちらでも構いません。
最低限のスペックを下記に示しましたので参考にしてみてください。
【CPU】Windows:Core i5以上 / Mac:M1モデル
【記録媒体】SSD:256GB以上(M2 MacBookシリーズなら512GB以上推奨)
【メモリ】16GB以上
CPU
CPUの性能が高いほど処理がスムーズになります。パソコンの処理速度が低いと作業中にストレスを感じてしまい、学習を断念する原因にもなります。性能は高ければ高いほど良いです。最低限としてはWindowsではCore i5以上を推奨します。MacではM1モデルをお勧めします。
記録媒体(HDD/SSD)
記録媒体はSSDにすることをおすすめします。
SSDとはSolid State Drive(ソリッドステートドライブ)の略であり、HDD(ハードディスクドライブ)よりも読み書きが速い記憶媒体です。
書き込み速度が速いと、それだけで作業時間が短縮されます。
Webデザインの仕事では、多くのファイルを利用するので、読み書きの速度は重要です。
SSDで256GB以上が必須です。128GBでは足りません。512GBあれば、ひとまず心配しないで済むでしょう。容量が足りない場合は、クラウドサービスを上手に利用することでデータを外部に保存できます。容量については予算に合わせて選択しましょう。
メモリ
メモリは複数のアプリケーションを起動したときの処理速度に影響が出ます。
できれば16GBを選びましょう。8GBでは足りません。
ノートパソコンを買うべき理由
デスクトップとノートパソコン、どちらを買うか迷う人も多いと思います。
これに関しては、ノートパソコンを推奨します。
なぜならば、「わからない」「トラブルがある」時には持ち運んでいけるからです。
トラブルがある時には、持ち運んで見てもらうのが一番速いです。
保証について

パソコンの長期保証は必ずつけましょう。
一例を挙げると、Macならば「Apple Care」などです。
もしも、長期保証がない時にはどうなるのでしょうか?故障した時のパソコンの修理代は平均5万円以上と高いので痛い出費になります。もしも長期保険がない時にはさくら少額保険の「モバイル保険」がおすすめです。年間で最大10万円まで補償してもらうことができます。ただ、メーカー保証が切れる前に加入が必須です。
おすすめパソコン
おすすめのパソコンをWindows / Macから紹介します。
購入時の参考にしてください。
まとめ
デザイナーにとってパソコンは必須な仕事道具。スペックの低いパソコンを選んでしまうとその後の作業効率に影響が出てしまいます。仕事道具はスペックのいいものを選びましょう。