Webデザイナーがブログを運営している目的とは?
Webデザイナーの方で自分のブログを運営している方は非常に多いです。
それにはいくつか理由があります。思いつく限りでも以下のような理由が出てきました。
- 情報収集の習慣がつく
- ポートフォリオになる
- 認知度向上
- 仕事に活かせる
- Webサイト運営の勉強になる
- アウトプットの場になる
- 作り方次第では収入源にもなる
- 仕事や執筆のオファーがくる
ブログを運営することで、色々なメリットがあります。ですから、現役の方やこれからWebデザイナーを目指す方は、この記事を参考にして、ブログ運営を始めてみましょう。
ただ、「ぜったいWebデザイナーはブログ運営やったほうがいいよ!簡単に稼げるから!」なんて言うつもりは全くありません。なぜならば、最近のSEOの難易度は非常に高いです。ちょっと片手間でブログを作ってもまったくお金は入りません。
情報発信をすることが重要
Webデザイナーのポートフォリオでは、デザイン・コーディングのクオリティが求められますが、そこまでやると時間がかかります。せっかくWebデザインをやっているのだから、きちんとしたWebサイトを作りたい! と思う人も多いでしょう。もちろん、自分のデザインセンスやスキルをアピールするのにWebサイトの制作は有効です。
ただ、Webサイトを作るには、まとまった時間が必要となります。時間がかかるためについ後回しになってしまうことも。
そうなるといつまで経っても情報発信できません。だからこそ情報発信のためのツールとして「ブログ」を活用することが大切なのです。幸いにも、ブログは、極端な話パソコンとネット環境さえあれば専門知識がなくても立ち上げできます。
まずは、立ち上げてブログで情報発信する。時間が空いた時にデザイナーとして納得できるテーマをつくる。ブログを運営することでWebマーケティングのスキルも獲得する。現在はWebサイトのデザインを作って終わりではなくて、売上などの成果を出すことが問われる時代だからこそ、この戦略が一番強いのです。
ブログはどこを選ぶべき?
では、ブログはどのサービスを選べばいいのでしょうか?ベストのパターンは「ドメインを取得してWordPressで運営」です。
ドメインとWordPressを利用することによって、自分の資産になります。なぜならば、そのドメイン・WordPressの内容は「自分だけのもの」であり、コンテンツは資産になるだからです。もちろん、Noteやライブドアブログ・アメブロに書くのもいいでしょう。
ただ、アメブロで書いた記事は自分の資産になりません。これはかなり重要なポイントです。アメブロという他人の箱を使っている以上、どんなに頑張って書いた記事でもログを資産として使うことは難しいです。
ちなみに、Noteやライブドアブログでは独自ドメインが使えるのでブログを資産として育てることが可能です。
ブログに何を書くべき?
では、立ち上げたブログに何を書けば良いのでしょうか?
単に日記を書いても仕事には全くつながりません。以下の4つの視点を基に書いてみましょう。
- ブログ=仕事受注に繋げるための営業ツールとして考える
- Webデザイナーとして仕事につながる内容とは?
- プロのWebデザイナーとして顧客に提供できるものは?
- あなたのWebデザイナーとしての強みは?
- 専門家としてみてもらうには?
デザイナーがブログを書いたから仕事などのオファーが来るわけではありません。
ただ、あなたの仕事の姿勢・プロのスキルを知ってもらうのにはブログの内容を見てもらうのがベストです。
もちろん、学んだことを発信するのもOK。スクールで学んだことを発信する方もいます(著作権などの問題があるのでちゃんとスクールから許可を取ってくださいね)。
SNSとブログの違いは?
今はSNS全盛の時代。SNS経由でも仕事が取れます。だからこそ「SNSで集客をすればいいのでは」と思うかもしれません。もちろん、WebデザイナーでもSNSは取り組むべきです。それでもブログをやるべき理由はあります。
Webデザイナーとして仕事を受注するためには、自分の作品を見てもらうことが大切です。もちろん、就職・転職でも同じです。
顧客はあなたがどんなWebデザインが出来るのか分かりません。 あなたのデザインセンスやスキル・考え方や仕事の取り組み方を知りたいと思うはずです。ポートフォリオやサンプルの提出を依頼されるのもこのような理由があるからです。Webデザイナーとして仕事をしていくには、自分はこんなデザインが出来ます! と周りにアピールする必要があるからです。
ブログを始めるためのおすすめ書籍
ここでブログを始めるにあたってのおすすめ書籍を紹介します。
ブログを運営するにあたっては「読まれること」「運営・マネタイズすること」が大事です。
単に日記になるようなブログではなく、あなたのお客さまに届く記事を書いていきましょう。
定期的な更新をすることで営業ツールに!
Webデザイナーとして仕事が軌道に乗ってくると、ついブログの更新が疎かになってしまいがちです。私もそうでした。もちろん、クライアントの仕事を後回しにしてブログを更新するわけにはいきません。
しかし、ブログは営業ツールの1つとして機能させるためには、定期的な更新は欠かせません。あなたがアクセスしたWebサイトやブログの更新が滞っていたら、どう思いますか?古い記事ばかりだと「情報として価値がある」「信頼できる」とは思わないはずです。
ブログをちゃんと育てればビジネスチャンスにすることができます。
ビジネスチャンスにするには、「多くの人に見てもらう」「何度も見てもらうこと」が大切です。
そのためにも、営業ツールを育てるための立派な業務の1つとしてブログの更新に取り組むことをおすすめします。