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小規模持続化補助金で使える「事業再開枠」の申請書を書いてみた

小規模持続化補助金で使える「事業再開枠」の申請書を書いてみた

小規模持続化補助金で使える「事業再開枠」が存在します。
「事業再開枠」では、マスクや体温計など、感染予防対策に使える商品が購入できますが、公募要項の51ページからを見ても書式がよくわからなかったので事務局に聞きましたので備忘録として書いておきます。(2020年7月15日現在の情報になります)

目次

「事業再開枠」とは?

小規模事業者持続化補助金やIT導入補助金、ものづくり補助金に採択された事業者のみにしか利用できませんが、補助率が10/10というメリットがある特別な補助金枠です。

小規模事業者持続化補助金やIT導入補助金、ものづくり補助金の、通常の補助金枠とは別に、コロナ対応の感染予防のためにマスクや体温計・空気清浄機・キーレスシステム(スマートロック)などが購入できます。
自らの事業が該当する「業種別ガイドライン」があり、それに基づいた感染予防対策の取組であることが必要です。

消耗品を「事業再開枠」を利用するときの注意点

「事業再開枠」にはメリットがありますが、注意点もあります。
「業種別ガイドライン」がなくとも、以下の分野の補助に対しては補助が出ます。

  • 消毒費用
  • マスク費用
  • 清掃費用
  • 飛沫対策費用
  • 換気費用
  • その他衛生管理費用
  • PR費用

ただし「PR費用」は、感染予防のPR費用にしか使えません。また、消耗品は、購入したもの全てに補助が出るわけではなく、利用した枚数(容量)のみにしか補助が出ません。

  • マスクなど、消耗品は「受払簿(書式自由)」に記録し、2020年5月14日以降、事業期間内に利用した分にだけ補助金が出ます。
  • 消耗品は、2020年5月14日以降に購入して使用したものだけが補助金の対象になります。
    もちろん、ポイントを利用した場合は、ポイント分は対象外です。
  • 「受払簿(書式自由)」に記録する消耗品は、アルコールなど液体やジェルなど、数値で測定不可能なものも対象です。当然ながら目分量で書くしかありません。ただし、毎日書くものでなくていいそうです。
  • 「受払簿(書式自由)」の記録は、週とか月とかでまとめて書いてもいいそうです。

マスクなど消耗品を「事業再開枠」で利用する時には、2020年5月14日以降に購入したものを「受払簿(書式自由)」に記録しながら使いましょう。

消耗品以外を「事業再開枠」を利用するときの注意点

消耗品以外の感染予防対策に購入できるもの、たとえば空気清浄機や体温計、アルコールディスペンサーなども2020年5月14日以降に購入したものは対象です。
ただし、購入後に補助対象ではないと言われても困るので、空気清浄機や空気清浄機能付空調機(エアコン)など、高額商品に関しては、補助金申請を行い、申請が通った後に購入しましょう。
ちなみに、エアコンは一部対象だそうです。普通のエアコンは対象外で、空気清浄機能付のエアコンでないと申請対象にならないそうです。

「事業再開枠 取組計画書」を公開してみます。

小規模事業者持続化補助金「コロナ対応型」に申請するお客さまの書類作成の申請代行を行っていますが、「事業再開枠 取組計画書」の書き方がよくわからなかったので、実際に事務局に聞いて書いてみたものを公開します。
ただし、申請するものとは少し内容を入れ替えています。また、この内容で通るかは2020年7月29日現在では不明で、保証はできません。あらかじめご了承ください。

取組内容

取組内容は、具体的に取り組む内容を記載します。
「事務所を2カ所借りている」など、特殊な事情や環境がある場合は、こちらに書いておくといいでしょう。

「事業再開枠」取組内容
「事業再開枠」取組内容

経費明細表

経費明細表はかなり具体的に書く必要があります。
内容・必要理由は細かく書くことを指導されました。たとえば、消毒費用で役割が重複する、次亜塩素酸水・アルコールスプレー・クリーニングティッシュ(アルコール入り)などは、具体的に書かないと、どれか1つでいいじゃない?と言われる可能性が高いです。理由をちゃんと書くことで、補助金対象に含まれるようにしましょう。

1例を挙げますと、マスク購入費については、内容・必要理由には、単に「マスク購入費・感染防止対策のため」ではなく「従業員5名および来客者の感染防止対策のため、着用するマスクを月当たり1人30枚配布として1,800枚(2020年5月14日から補助事業期限までの分)購入する。」など、かなり具体的に書くことを指導されました。

また、経費内訳も何枚購入するか、1人あたり月当たりどれくらい使うか、金額はどれくらいかを細かく書く必要があります。どうしてもわからない場合、事務局に電話して書くのが一番安全です

「事業再開枠」経費明細表1
「事業再開枠」経費明細表 1枚目
「事業再開枠」経費明細表2
「事業再開枠」経費明細表 2枚目

上限チェック表

申請前に「事業再開枠」は補助金申請金額よりも少なくなることを確認しましょう。
「事業再開枠」は補助金申請金額よりも少なくならないと申請できません。

「事業再開枠」上限チェック表
「事業再開枠」上限チェック表

まとめ

「事業再開枠」はメリットが多いので、ぜひとも使うべき補助金です。
小規模事業者持続化補助金やIT導入補助金、ものづくり補助金に採択された事業者のみにしか利用できませんが、補助率が10/10というメリットがあります。

また、小規模事業者持続化補助金「コロナ対応型」は、2020/8/7締め切りの第3回、2020/10/2締め切りの第4回で終了する見込みです。

小規模事業者持続化補助金はホームページ作成やインターネット広告も補助対象です。
国が2/3(3/4)を支援するこの補助金を利用して、新たな販路を拡大することができると捉えればこの機会を使わない手はありません。
クオリティの高いホームページが本来の費用の2/3 (3/4)で作れると考えたら、とてもお得です。
ホームページは印刷の広告物とは違い、一度販路拡大用にホームページを準備すれば、その後は資産となり継続して利用することができます。継続して改善していくことで、さらに資産価値がアップします。
ゆめいろデザインでは補助金の申請も含めてご相談頂くことも可能です。ぜひご相談ください。

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