「Affinity Photo」とは
「Affinity Photo」は名前からも分かる通り、2014年にリリースされたMac用のデザインアプリ「Affinity Designer」の姉妹ソフトです。
プロフェッショナルな画像編集ソフトとされ、CMYK、LABカラー、チャンネル毎の16bit編集、ICCカラープロファイリング、PhotoshopのPSDと64bitプラグインなど、様々な機能が最初からサポートされています。また、滑らかなパフォーマンスや、タスクに集中するために整理されたワークスペース等、使い勝手の面にもこだわりを持って作られています。
チュートリアルビデオなど
いくつかチュートリアルビデオをVimeoから引っ張ってきました。
「Affinity Photo」を使ってみた
Photoshopと操作感もあまり変わらないです。パフォーマンスの良さなどではPhotoShopを上回っている部分も多いです。
パスの縮小機能など、「あったらいいな」的な機能は幾つかありますが、操作の工夫で補うことができました。PhotoShopユーザーなら、Affinityが出しているチュートリアルビデオを見ながら操作すればある程度の写真加工は問題ないと思います。
新しいアプリを使いはじめる時の大きなハードルである学習コストもPhotoshopユーザであれば低いのではないでしょうか。1時間くらいアプリをいじったら操作には慣れたので、移行コストはそれほど高くないかと思います。
仕事でPhotoShopを使う場合はどんなケースがあるのか?
仕事でPhotoShopを使う場合はどんなケースがあるのでしょうか?
カンプを作るのではない限り、ほとんどが写真の加工をするケースが大半だと思います。
写真加工といっても、Web用ならば以下の用途がほとんどになるとおもわれます。
- 写真のリサイズ
- 人物などの切り抜き
- 写真のゴミ除去
上記のようなタスクが中心の場合ならAffinity Photoで十分に代替できます。実際に試しましたが、すんなりと作成することができました。
メインビジュアルとかも作り方次第で十分いけると思います。
現時点でだめなところ
写真のトリミングだけは少し不便です。単純なリサイズはやりやすいのですが、トリミングして一部分だけ調整しようとすると、使いにくいです。
トリミングするときの位置などがキーボードで移動できないのが不便でした。
結局マウスで移動するしかないので、位置などがずれやすいです。
ここはPixelmatorのほうが使いやすいですね。というか実装要望出します。
まとめ
少し使ったら慣れてきたのでPhotoShopから「Affinity Photo」に移行してしまいました。足りない部分は、当面の間Pixelmatorで補う予定です。
おそらく正式版は迷わず購入すると思います。
価格が正式版リリースの時に49ドル(2年間ベース)になるそうなので、Photoshopは持ってないけど画像修正したい!というブロガーさんにはまずお勧めだと思います。
Adobe Creative Cloudのライセンスより全然安いですから。
まずはパブリックベータ版でその実力を試してみることをオススメします!