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Photoshop時代の終焉?インブラウザ・デザインでWebサイトを作ってみて感じたこと

私がインブラウザ・デザインという制作手法でWebサイトを作ってみて、1年半ほどたちました。
そこで感じたことをまとめてみました。

Photoshopの限界

最近も相変わらず、レスポンシブWebデザインのお仕事が多いです。
最近は、PhotoshopやFireworksを使わない、インブラウザ・デザイン(ブラウザ・イン・デザインともいいます)という手法でお仕事しています。

レスポンシブWebデザインのお仕事では、Photoshopでカンプを作る、いままでのワークフローに限界がきています。
なぜならば、Photoshopで対応する場合、マルチデバイスに対応たワークフローに対応するのが非常に困難だからです。

いまは過渡期であり、いろいろな人が、「新しいワークフロー」に向けて模索しています。
あの?Adobe社も、Adobe Edge Reflowなど、新しいワークフローのためのツールを開発してきています。

インブラウザ・デザインとの馴れ初め

はじめて、インブラウザ・デザインという言葉を聞いたのは、斉藤さん[誰]のインブラウザ デザイン | CSS Radar | Mini Books For Front End Developersという記事だったような気がします。

レスポンシブWebデザインの案件を何案件かやったのですが、はじめはPhotoshopやFireworksでカンプを作っていました。しかし、カンプをいくつもつくらないといけない、など面倒なことが多いため、インブラウザ デザインを取り入れてお仕事をするようになっていきました。

今年になってからの案件は、大部分がインブラウザ・デザインでの制作です。おかげさまで(?)、最近デザインだけ頼まれた案件がありましたが、Fireworksを使って作るのが、逆に面倒だったです。

インブラウザ・デザインで制作するのは、レスポンシブWebデザインの案件だけ?

ちなみに、もちろんですが、インブラウザ・デザインで制作するのは、レスポンシブWebデザインの案件だけでなく、それ以外の案件でももちろん使えます。

むしろ、レスポンシブWebデザインの案件で、はじめてインブラウザ・デザインの制作手法を取り入れるのは無理です。制作者の頭の中が混乱してしまいます。

インブラウザ・デザインの制作手法に慣れながらレスポンシブWebデザインの案件をやるというのは、ちょっと大変だと思います。

私の場合には、レスポンシブWebデザインの案件を何件かやってから、インブラウザ・デザインの制作手法を取り入れる形でしたが、思ったより大変でした。

インブラウザ・デザインの制作手法にまずは慣れる、それからレスポンシブWebデザインの案件に取り入れていく、というのもありかと思います。

インブラウザ・デザイン、何が大変なのか

インブラウザ・デザインでお仕事する場合、何が大変なのでしょうか。

一番大変なのは、「考え方」です。いままでPhotoshopで作っていたものを、急にブラウザとHTML+CSSで作れといわれても、当然ですができません。

最初の頃は、インブラウザ・デザインで制作していても、「どこかで詰まったので」Fireworksに戻ったことが多かったです。しかし、インブラウザ・デザインで制作するというスタイルで、1年くらいたったころから徐々に作り方や考え方になれてきたのか、インブラウザデザインで制作するほうが楽になってきました。

Photoshopなどを使った制作手法が、いわゆる「紙」的な制作手法だったので、そこから離れることは、ものすごく大変です。急に作り方を変えても慣れていませんし。

では、そういうときにはどうしたらいいのでしょうか?
迷ったら、Photoshopなどに戻って考えてみる、Photoshopとブラウザと交互に行き来しつつ制作する、というのもありでしょう。まずはそこからはじめたらどうでしょうか?

まとめ

インブラウザ・デザインでデザインを作ることは、何よりも、「作り方」「考え方」に脳を慣らしていかなければいけないです。制作手法などよりも、そちらのほうがはるかに大変です。

もちろん、社内のワークフローなどに取り入れていくのは大変だと思います。それぞれスキルの違う人間に教育するのはどうしてもコストがかかります。

なによりも、まだインブラウザ・デザインという制作手法のノウハウができあがっているデザイナーがほとんどいないのが現状です。日本でもインブラウザ・デザインの制作手法でWebサイトを制作できるのは10人もいないのではないでしょうか?日本語での情報もほとんどないので、英語の記事などを読まなければいけないということが大変という人もいるかもしれません。

いきなり、それまでの制作手法を変えることは困難です。人によっては、「Photoshopを使わずにデザインする」ことは革命に近いものを感じることがあるかもしれません。拒絶反応を起こす人もイルカと思います、

しかし、海外の事例でも「Photoshopを使わずにデザインする」ことが徐々に一般的になりつつあります。制作手法を変えることは、案件に関わる人の理解が必要です。そして、インブラウザ・デザインはこれから成熟していく制作手法です。いまから着目しておくのもいいかもしれません。

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